この記事は、保育園・幼稚園・こども園でICT導入や乗り換えを検討している園長・施設長・法人担当者に向けて書いています。
紙の連絡帳、電話での欠席受付、手書きの登降園管理に、日々追われていないでしょうか。事務作業が増えるほど、子どもと向き合う時間は削られていきます。この記事では、公開情報をもとに主要な保育ICTシステム5サービスを料金・機能・サポート・導入実績の観点で比較します。読み終える頃には、自園の規模や課題に合ったサービスの選び方がわかり、比較検討の第一歩を踏み出せるはずです。
この記事のポイント
導入施設数No.1のコドモンを軸に、公開情報だけで5サービスを横並び比較。「料金重視」「写真販売重視」など目的別のおすすめも整理しています。
保育ICTおすすめを選ぶ前に知る基礎
結論として、保育ICT選びは「解決したい課題」から逆算するのが失敗しない王道です。多機能なサービスほど魅力的に見えますが、現場が使いこなせなければ意味がありません。まずは基本を押さえましょう。
保育ICTシステムでできることの全体像
保育ICTシステムとは、園の事務業務をデジタル化して効率化するツールの総称です。主な機能には次のようなものがあります。
- 登降園・入退室の管理:打刻をデジタル化し、延長料金の自動計算まで対応
- 書類・記録の一元管理:連絡帳・指導計画・日誌・健康記録をまとめて管理
- 保護者連絡のペーパーレス化:欠席連絡・お知らせ配信・写真共有をアプリに集約
コドモンの公式サイトによると、同サービスは20以上の機能を一つのシステムに統合しているとされています。手書きや転記の手間を減らし、事務作業をまとめて省力化できる点が保育ICTの中心的な価値です。
導入で失敗しないための選び方のポイント
選定時に確認したいのは、料金体系・操作性・サポート・補助金対応の4点です。特に料金は「初期費用」と「月額」で構造が分かれるため、両方を確認しましょう。
チェックすべき4項目
①初期費用と月額の合計コスト ②現場スタッフが直感的に使えるか ③導入時・運用時のサポート体制 ④ICT補助金・加算への対応可否
操作性は特に重要です。コドモン公式の導入事例では「もうすぐ古希を迎える利用者でもすぐに使えるようになった」という声が紹介されており、年齢層の幅広い保育現場では直感的な画面設計が定着を左右します(参考:コドモン公式導入事例)。
まとめ:保育ICTは「課題起点」で選び、料金・操作性・サポート・補助金の4点を必ず比較すること。

保育ICTシステム比較でわかる違いの要点
結論から言うと、導入実績と料金の下限では複数サービスが拮抗しており、決め手は「付随サービス」と「サポート」にあります。ここでは比較の観点を整理します。
料金体系と初期費用の違い
各公式サイトの公開情報を比較すると、初期費用0円・月額5,500円(税込)〜という下限価格はコドモンとWEL-KIDSで共通しています。はいチーズ!システムは写真販売サービスとの併用を条件に初期費用・月額0円をうたっています。
一方でルクミーは、公開情報では園児定員数や職員数による金額変動がないカスタマイズプラン(月額5,000円)とスタンダードプラン(月額27,000円)の2プラン構成とされています。「安さ」だけでなく、必要機能を選べる柔軟性で総額が変わる点に注意が必要です。
機能範囲とサポート体制の差
コドモンは登降園から書類管理、保護者連絡、集金・シフトまで幅広く網羅する総合型です。公式サイトによるとサービス継続利用率は99.7%(2025年度実績)とされ、定着率の高さが特徴とされています。
ルクミーは写真販売と午睡センサーなど保育の質向上サービスに強みを持ち、はいチーズ!は写真事業を起点にICTを無料提供するモデルです。同じ「保育ICT」でも、出発点となる強みが各社で異なります。
ミニまとめ
料金の下限は横並び。差がつくのは「写真販売」「センサー連携」「サポート」といった付加価値と定着支援の部分です。
保育ICTおすすめランキングと比較表
各公式サイトの公開情報をもとに比較した結果、導入実績・機能網羅性・定着率のバランスからコドモンを1位としました。以下、順位の根拠とともに紹介します。
| 順位 | サービス名 | 初期費用 | 月額(税込) | 導入実績 | 主な強み | 注目ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | コドモン | 0円〜 | 5,500円〜 | 25,000施設以上 | 機能網羅・高い定着率 | 導入施設数No.1の総合力 |
| 2位 | ルクミー | 0円 | 5,500円〜(*) | 20,000件以上 | 写真・午睡センサー | 保育の質向上に強み |
| 3位 | WEL-KIDS | 0円 | 5,500円〜 | 公式に多数掲載 | 必要機能を選べる | 機能単位の柔軟な料金 |
| 4位 | キッズビュー | 要問合せ | 公式に記載(*) | 全都道府県に実績 | 無料説明会が充実 | 導入サポート手厚め |
| 5位 | はいチーズ! | 0円(*) | 0円(*) | 公式に多数掲載 | 写真販売と一体運用 | 写真事業との併用が前提 |
※注目ポイントは各公式サイトの公開情報およびレビューサイトの口コミ傾向をもとに記載しています。
(*) ルクミーは月額5,000円(税抜)のカスタマイズプランあり。キッズビューの月額・はいチーズ!の無料条件は各公式サイトの記載に基づき、利用条件により変動します。詳細は各公式サイトをご確認ください。
1位:コドモン|導入施設数No.1の総合力
コドモンは、機能網羅性と導入実績の両面でバランスが最も優れているため1位としました。公式サイトによると全国導入施設数は25,000以上(2026年7月時点、東京商工リサーチ調査でNo.1とされる)に達しています。
登降園管理・書類のデジタル化・保護者連絡・集金・シフト作成までを一つのシステムで完結できる点が強みです。公式サイトによるとサービス継続利用率は99.7%(2025年度実績)、導入効果実感率は97%(2025年12月自社調査 n=136)とされ、定着率の高さが順位の根拠になっています。
コドモンが向いている園
幅広い業務を一括で効率化したい園、ICT導入が初めてで手厚いサポートを求める園、補助金・加算を活用したい園に適しています。
コドモンは各種補助金・加算にも幅広く対応しているとされ、導入・運用コストの軽減が期待できます。料金や補助金の詳細はコドモンの料金ページ、導入手順は導入の流れページで確認できます。
2位:ルクミー|保育の質向上に強み
ルクミーは、写真販売と午睡センサーなど「保育の質」に踏み込むサービス群が評価ポイントです。公式サイトによるとルクミーシリーズの導入数は20,000件以上、全国70自治体以上で利用されているとされています。
料金は定員数・職員数による変動がない設計とされ、公開情報ではカスタマイズプラン月額5,000円(税抜)とスタンダードプラン月額27,000円(税抜)の2プランが案内されています。業務効率化に加え、写真や記録を通じた保育の質向上を重視する園に向いています。
3位:WEL-KIDS|必要機能を選べる柔軟性
WEL-KIDSは、園児機能のみ・職員機能のみといった必要最低限の選択ができる料金設計が特徴です。公式サイトによると初期費用0円・月額5,500円(税込)〜で、利用機能によって料金体系が変わるとされています。
園児情報・登降園・連絡帳・請求・シフト・保護者連絡を一元管理でき、保育料の自動計算や口座振替にも対応しているとされます。各種ICT化補助金にも対応しており、コストを抑えて必要な機能だけ導入したい園に適しています。
4位:キッズビュー|導入サポートが手厚め
キッズビューは、導入時だけでなく運用後も定期的に無料説明会を実施する点が支持されています。公式サイトによるとこども園・幼稚園・保育園に対応し、全都道府県で導入実績があるとされています。
ICT補助金にも対応し、手書き業務の作業時間短縮を支援します。操作レッスンなどの初期サポートが用意されているとされ、ICTに不慣れな職員が多い園でも導入のハードルを下げやすい構成です。
5位:はいチーズ!システム|写真販売と一体運用
はいチーズ!システムは、写真販売サービスとの併用を前提に初期費用・月額0円で使える点が最大の特徴です。公式サイトによると登降園管理・連絡帳・勤怠管理など30機能以上を備えるとされています。
インターネット写真販売やカメラマン派遣と組み合わせる運用モデルで、写真販売の仕組みを園に取り入れたい場合に相性が良いサービスです。無料の条件は写真サービス併用が前提となるため、事前に条件確認が必要です。

目的別の保育ICTおすすめの選び方
園の課題によって最適なサービスは変わります。公開情報をもとに、目的別のおすすめを整理しました。
幅広い業務をまとめて効率化するなら → コドモン
登降園・書類・保護者連絡・集金・シフトまで一括で効率化したい園には、総合型のコドモンが有力候補です。公式サイトによると導入施設数25,000以上・継続利用率99.7%(2025年度実績)とされ、多機能でも現場に定着しやすい設計が支持されています。ICT導入が初めての園でも取り組みやすい選択肢です。
写真や記録で保育の質を高めるなら → ルクミー
業務効率化に加えて、写真共有や午睡センサーで保育の質を高めたい園にはルクミーが適します。公開情報ではシリーズ導入数20,000件以上とされ、料金は定員・職員数による変動がない設計が案内されています。記録と写真を通じて保育の見える化を進めたい園に向いています。
コストを抑えて必要機能だけ導入するなら → WEL-KIDS
園児機能のみ・職員機能のみなど、必要な機能を選んで導入したい園にはWEL-KIDSが合います。公式サイトによると初期費用0円・月額5,500円(税込)〜で、利用機能によって料金が変わる柔軟な設計です。まずは最小構成から始めたい園に適した選択肢といえます。
手厚い導入サポートを求めるなら → キッズビュー / コドモン
ICTに不慣れな職員が多く、導入後の支援を重視する園には、無料説明会が充実するキッズビューや、専任スタッフによる導入サポートを掲げるコドモンが候補です。どちらも補助金対応をうたっており、コスト面と支援面の両立を図りたい園に向いています。
保育ICTおすすめの比較まとめ
結論として、総合力で選ぶならコドモン、目的特化なら各社が有力という整理になります。5サービスとも初期費用を抑えて始めやすい一方、強みは写真販売・センサー連携・料金の柔軟性など各社で異なります。
まず「自園が最も解決したい課題は何か」を明確にし、その課題に強いサービスから比較を始めるのが失敗しない進め方です。料金の下限は横並びのため、機能範囲・サポート・補助金対応・現場の操作性で最終判断するとよいでしょう。
最終まとめ
迷ったら、導入施設数No.1で機能網羅性の高いコドモンから資料請求・比較を始めるのが分かりやすい第一歩です。

保育ICTに関するよくある質問
保育ICTは初期費用0円でも始められますか
サービスによって可能です。コドモンやWEL-KIDSは各公式サイトで初期費用0円〜と案内されています。はいチーズ!システムは写真販売サービスとの併用を条件に初期費用・月額0円とされています。条件は変動するため各公式サイトでご確認ください。
補助金は保育ICTの導入に使えますか
多くのサービスが各種ICT化補助金・加算に対応しています。コドモン公式サイトには対応する補助金・加算制度の案内ページがあり、キッズビューやWEL-KIDSも補助金対応をうたっています。利用可否は自治体や年度で異なるため、事前確認が必要です。
保育ICTの導入で最も効率化できる業務は何ですか
登降園管理・書類作成・保護者連絡が代表的です。コドモン公式サイトによると、手書きや転記の手間を減らし、延長料金の自動計算やお便りのペーパーレス化まで対応できるとされています。園の課題に応じて効果の大きい業務は変わります。
操作が苦手な職員でも使えますか
直感的な画面設計のサービスが増えています。コドモン公式の導入事例では、パソコン操作が苦手だった利用者でもすぐに使えるようになったという声が紹介されています。導入前に無料説明会や体験機会を活用すると安心です。
【注意事項・免責事項】
※本記事は2026年7月時点の各公式サイト公開情報をもとに作成しています。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
※記事内の比較・評価は公開情報およびレビューサイトの口コミ傾向に基づくものであり、特定の人物・組織による実地検証の結果ではありません。
※料金・機能・導入実績などの数値は記事作成時点のものであり、変動する場合があります。導入前に必ず各公式サイトで最新の条件をご確認ください。


